AIR?

 
airchart
 

アーティスト・イン・レジデンス(AIR)とは何なのでしょうか?私たちが現在考えるアーティストとレジデンスの関係を図にまとめました。

AIRは本来、アーティストが異なる国や文化に身を移し、滞在・制作することで、作品に新たな方向性を見出すための活動です。しかし、その制作過程において、地域の価値のある産業や資源を素材として再活用するため、伝統産業の衰退や地方都市の弱体化という社会問題へのソリューションとして、様々な地域でその効果が再認識されています。また、芸術祭を開催することによる観光資源としての価値、さらに、自国での展覧会の開催などを通した文化の発信・普及の役割も果たします。

アーティストとレジデンス、動き回る役者とそれを支える舞台、このようにそれぞれの役割に分けると、AIRはとても理解しやすい取り組みです。